「入浴剤を切らした時、家にある重曹で代用できるって本当?」「重曹風呂ってどうやるの?」と気になっている方へ。
重曹は、料理や掃除に使えるおなじみの白い粉。湯船に入れるだけで、お湯がやわらかくなり、入浴剤として手軽に代用することができます。
「量はどれくらい?」「毎日使ってもいい?」「追い焚きは大丈夫?」そんな疑問を、実際にやってみた感想とともに解説します。
重曹風呂とは?お湯がやわらかくなる魅力
温泉の泉質には「炭酸水素塩泉」と呼ばれる種類があり、これは別名「重曹泉」とも呼ばれます。自宅の重曹風呂は天然温泉とは別物ですが、お湯のとろみややわらかな肌触りは、重曹(炭酸水素ナトリウム)の特性によるものです。
重曹風呂の魅力3つ
重曹風呂は、家にある重曹を湯船に入れるだけのシンプルさ。それでも、お湯の感触や湯上がりの体感が変わります。
1. お湯がやわらかく感じる
重曹を溶かすと、お湯がとろっとしたやわらかな質感になります。手や肌に触れた時、お湯の感触が変わったのを実感できます。
2. 湯上がりがさっぱりする
重曹は弱アルカリ性(pH 8〜8.5)の性質を持っています。お湯に溶かすことで、湯上がりに肌がさっぱりする感覚があります。汗ばむ季節やベタつきが気になる時にぴったりです。
3. 浴槽の掃除がラクになる
お風呂を出る前に、湯船の中でスポンジで浴槽をサッと擦るだけで、重曹水の効果で軽い皮脂汚れが落ちやすくなります。別の時間にお風呂掃除をする手間が省けるのも嬉しいポイント。
重曹風呂のやり方|超シンプルな3ステップ
重曹風呂のやり方は驚くほど簡単。家にあるもので今日から始められます。
用意するもの
- 重曹 大さじ2〜3杯
- いつも通りのお風呂
手順
STEP1. お湯を張る いつも通り、お風呂にお湯を張ります。温度は38〜40℃のぬるめがおすすめ。
STEP2. 重曹を入れる お湯の中に重曹を投入し、よくかき混ぜます。完全に溶け切るまで混ぜれば成功。
STEP3. ゆっくり浸かる 10〜15分ほどゆっくり浸かりましょう。重曹は無臭なので、香りに敏感な方でも安心して入浴できます。
重曹の量はどれくらい?目安は大さじ2〜3杯
重曹の量に明確な決まりはありませんが、大さじ2〜3杯が一般的な目安です。
実際に試してみると、大さじ2杯と3杯では大きな体感差はありませんでした。多ければ良いというものでもなく、大さじ5杯まで増やすと肌が乾燥気味になることも。
無理なく続けるなら、大さじ2杯から試してみるのが現実的です。
どんな重曹を選べばいい?
重曹には用途別にグレードがあります。お風呂用にはどれを選ぶべきか整理しました。
おすすめ|食品グレードの重曹
- 純度が98〜99%以上で高い
- 食品衛生法の基準を満たして製造されている
- 料理にも使えるので無駄なく使い切れる
注意したい|添加物入りの掃除用重曹
- 界面活性剤や漂白剤など、工業用の添加物が入っている可能性
- 合成香料は皮膚接触を想定していない
- 食品衛生法の基準を満たしていない
香りを足したい時はアロマオイルをプラス
食品グレードの重曹に天然のアロマオイルを数滴加えると、無香料の重曹風呂に好きな香りをプラスできます。筆者も、香りが欲しい日には、お気に入りのラベンダーオイルを数滴足しています。
※筆者愛用:生活の木 真正ラベンダー
注意点とデメリット
重曹風呂は基本的に肌に優しい入浴法ですが、いくつか気をつけるポイントがあります。
1. 追い焚きは念のため避ける
重曹は配管に影響が少ないとされていますが、繰り返し使用や長時間の追い焚きは念のため避けると安心です。1回使用→排水のサイクルで使うのがおすすめ。
2. 浴槽はすぐ洗う
重曹水のまま放置すると、浴槽に白い跡が残ることがあります。お湯を抜いたらシャワーでさっと流すと安心です。
3. 肌が敏感な人は少量から
弱アルカリ性なので、肌に異常を感じたらすぐ中止してください。特に乾燥肌の方は、大さじ1杯から試すのがおすすめ。
4. 毎日は避けた方が安心
重曹は皮脂を落としやすい性質があるので、毎日ではなく2〜3日に1回程度が目安。連日使うと、肌が乾燥気味になる可能性があります。
実際にやってみた感想

筆者も実際に重曹風呂を試してみました。
食品グレードの重曹を大さじ2〜3杯入れて入浴。お湯に溶かした瞬間、ほんの少しとろみが変わった感覚がありました。入浴中は無臭で、ぬるめのお湯でも体がじんわり温まる感じがしました。湯上がりは確かにさっぱり感がありました。
気になった点
- 試しに大さじ5杯まで増やしてみたら、湯上がりの肌が少し乾燥気味になった
- 連日使うと肌が乾燥するので、2〜3日に1回くらいがちょうど良かった
こんな人におすすめ
- 入浴剤を切らした時に、家にあるもので代用したい人
- 香料が苦手で、無臭のお風呂が好きな人
- お風呂掃除の手間を減らしたい人
- 湯上がりにさっぱり感が欲しい人
- ベタつきが気になる季節を快適に過ごしたい人
おすすめの重曹
食品グレードの重曹なら、料理にも掃除にもお風呂にも使える万能アイテム。1袋常備しておくと重宝します。
筆者が使っているのは【NICHIGA 国産重曹 1kg】食品グレードでコスパも良く、料理から掃除、入浴まで幅広く使えます。
まとめ:今日から始められる手軽なバスタイム
重曹風呂は、家にある重曹だけで気軽に始められるのが魅力。大さじ2〜3杯入れるだけのシンプルさと、湯上がりのさっぱり感が嬉しいポイント。入浴剤を切らした時の代用や、無香料のお風呂が好きな方にぴったりです。まずは大さじ2杯から、気軽に試してみてください。
関連記事


