Life

亜麻仁オイルからアボカドオイルまで|注目されている人気オイル7選

近年では、美容や健康に「オイル」が注目されていますよね。

植物オイルは私たちにとって、とても重要な存在です。体の基本である細胞膜を作り、脳内の伝達機能を円滑にします。また、目や心臓・血管、皮膚や毛髪などにも働きかけ、女性ホルモンにも影響を及ぼします。

今回は、数ある素晴らしい植物オイルの中から人気のオイルを7つご紹介します。

エゴマオイル

エゴマオイルは、日本では古くから食用にされてきた数少ない国産オイルの一つです。
最大の特徴は、「αリノレン酸」が多く含まれていることです。動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病の予防が期待できます。

「αリノレン酸」は、体の中で最終的に「プロスタグランジン」というホルモン物質に変化します。「プロスタグランジン」は、血圧低下作用、筋肉の収縮、血管拡張作用などの役割をしてくれます。

また、女性の体内では、生理の周期に合わせて「プロスタグランジン」が分泌されます。αリノレン酸から生成される「プロスタグランジン」は、アレルギー反応を抑制する効果があります。

主要オイル|オメガ3系

脂溶性ビタミン
 ⚫︎ビタミンE

ファイトケミカル
 ⚫︎ロズマリン酸
 ⚫︎ルテオリン

亜麻仁オイル

エゴマオイルに並んで人気の亜麻仁オイル。
「αリノレン酸」を多く含み、血管をしなやかにして、血液をサラサラにするため、心疾患や脳卒中などの血管病の予防に効果があります。
また、血液中の中性脂肪も減少させるため、高血圧や脂質異常症といった生活習慣の予防もできます。

亜麻仁オイルの含まれる「リグナン」という成分は、女性ホルモンを似たよう働きをします。女性特有のガンや腫瘍の予防に効果が期待できます。
また、女性ホルモンの減少によって起こる心身の不調、更年期障害やPMS(月経前症候群)、さらには骨粗相症の予防や緩和にも効果的です。

主要オイル・オメガ3系

脂溶性ビタミン
 ⚫︎ビタミンA
 ⚫︎ビタミンE

ファイトケミカル
 ⚫︎ピノレシノール
 ⚫︎ラリシレシノール
 ⚫︎セコイソラシレシノール
 ⚫︎βカロチン

ココナッツオイル

ココナッツオイルには、動物性油脂に代表される飽和脂肪酸が50%以上も含まれています。しかも、中和脂肪酸(ラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸)なので、脂肪として蓄積せずに効率よくエネルギーに代謝されるため、ダイエットに最適です。

また、「ラウリン酸」は母乳にも含まれる成分で、免疫力を高めてくれる効果があります。さらに、「ラウリン酸」は肝臓で分解されて「ケトン体」という物質になります。この「ケトン体」がアルツハイマー病の予防・改善に効果があるといわれています。

飽和脂肪酸だけに、食べた時の満足感もあり、ほんのりした甘さもあります。

主要オイル・飽和脂肪酸

脂溶性ビタミン
 ⚫︎ビタミンE

ファイトケミカル
 ⚫︎ガウリム酸

ココナッツオイルは、ビューティーオイルとて使えます。中鎖脂肪酸を多く含むため油の分子が細かく、肌へ良く浸透します。ラウリン酸には、抗菌・抗炎症作用があります。

米ぬかオイル

「ライスオイル」「玄米オイル」なの名称もありますが、基本的な原料は同じです。玄米を精製する時に出る米ぬかを使って作られます。

米ぬかオイルに含まれる「γオリザノール」という成分はポリフェノールの一種で、自律神経を整えてくれることから、医薬品としても使用されています。更年期症状、不安や緊張、抗うつの緩和、高脂血症の予防に効果があります。

スーパービタミンEと称される「トコトリエノール」も多く含まれていて抗酸化力が強いという特徴もあります。
植物コレステロールも豊富なので、食品中のコレステロールの吸収を抑え、余分なこれステトールを排出する働きもあります。

主要オイル・オメガ9系

脂溶性ビタミン
 ⚫︎ビタミンE
 ⚫︎トコトリエノール

ファイトケミカル
 ⚫︎γオリザノール

美容に良い成分が豊富に含まれているため、ビューティーオイルとしても活用できますが、酸化のリスクがあるので、酸化安定力の高いオイルなどとブレンドして使用する方が良いでしょう。

マカデミアナッツオイル

マカデミアナッツオイルは、素材そのものの風味がギュッと凝縮されてほんの甘いです。

オレイン酸の次に多く含まれる脂肪酸の「パルミトレイン酸」は、全身から脳の血管にまで入り込んで栄養を行き渡らせるため、血管を強くする効果があり、脳卒中や高血圧の予防につながります。
また、マカデミアナッツオイルは糖質ゼロなので、糖尿病のリスクを抱えた人に最適といえます。

マカデミアナッツは、カリウム豊富なので、体内のナトリウムを調節し、余分な物質を排出します。また、「セレン」という成分が活性酸素を除去することから、ガン予防にも期待できます。

「パルミトレイン酸は30歳をすぎると分泌量が減少する皮脂にも含まれるため、シワやたるみなどの老化防止にも効果があります。

主要オイル・オメガ9系

脂溶性ビタミン
 ⚫︎ビタミンE

ファイトケミカル
 ⚫︎アントシアニジン
 ⚫︎プロアントシアニジン
 ⚫︎レスベラトロール


ビューティーオイルとして使う場合は、皮脂やホルモンの分泌量、肌質に合わせて判断することが必要です。

ウォールナッツ(くるみ)オイル

ウォールナッツオイルに含まれる、フラボノイド系ポリフェノールの「ミリセチン」は抗がん、糖尿病予防、抗アレルギーに効果があります。
また、くるみだけに含まれる、くるみポリフェノールの「ぺダンクラギン」、「テリマクランジンは、肝機能を促進し、動脈硬化や糖尿病の予防、美白の効果も期待できます。

亜鉛やカルシウムなどのミネラル分も豊富に含まれており、特にカリウムやマグネシウムは体内に蓄積した老廃物を排出します。また、αリノレン酸との相乗効果で、むくみも解消してくれます。

くるみそのものの味と香りを凝縮したようなウォールナッツオイル。サラダのドレッシングやデザートオイルとして、スープなどにかけても美味しいです。

主要オイル・オメガ6系

脂溶性ビタミン
 ⚫︎ビタミンE
 ⚫︎αトコフェロール

ファイトケミカル
 ⚫︎ミリセチン
 ⚫︎ぺダンクラギン
 ⚫︎テリマクランジン
 ⚫︎エラグ酸

アボカドオイル

オメガ9系のオイルなので、オレイン酸を摂取したいけど、オリーブオイルの苦味が苦手という方におすすめです。

植物ステールの中でも、日本にトクホ(特定保健食品)に認定されている成分、βシトステロールを多く含むので、脂肪の吸収を抑えたい人には最適です。

抗がんや夜盲症、黄斑変性症の予防に効果のある「ルテイン」、白内障、緑内障の予防が期待できる「βカロチン」が多く含まれています。

味にはクセがなく、まろやかなので、どんな料理でも合わせられます。
アボカドオイルでお肉をマリネして焼くと、お肉の旨味が増して柔らかくなります。料理にボリュームが出て、満足感が増すのも魅力です。

主要オイル・オメガ9系

脂溶性ビタミン
 ⚫︎ビタミンA
 ⚫︎ビタミンE

ファイトケミカル
 ⚫︎βカロチン
 ⚫︎ルテイン

精製されたアボガドオイルは、美容用にも利用されています。保湿やシミ・くすみの予防などに効果がありますが、やや質感が重く、粘度も強いため、あまり伸びがよくありません。酸化防止のためにも、酸化安定力の強いオイルとブレンドすると、使い勝手がよくなります。

まとめ

オイルは私たちの体になくてはならないものです。植物オイルは加齢に伴う生活習慣病や血管病、がんなどの健康上のリスクに備えることも可能で、アンチエイジングにも効果的です。

自分に必要なオイルを摂って、将来の不安に備え、美と健康を維持していきましょう。